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スペースX社CEOイーロン・マスク氏、目指すゴールは「人類の火星移住」 [科学]




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国際宇宙ステーションとのドッキングに成功した無人宇宙船「ドラゴン」。その「ドラゴン」を開発したスペースX社のCEO、イーロン・マスク氏は「人類の火星移住」を実現するべくさまざまな挑戦を続けています。


イーロン・マスク氏は「人類の未来をつなぐためには、100万人規模の火星への移住が必要だ」と主張しており、「2024~2026年をめどに、スペースX社による宇宙船で人類を火星に連れて行くことができる」という見解を示しています。

そう遠くない未来に火星に行くことができる見通しですが、実際にどのようにして火星への移住を実現するのでしょうか。

イーロン・マスク氏によると、

 ・火星の成層圏にエアロゾルの膜を張ることで地球と同等の環境に調整する
 ・移住にあたって、一人あたり最低50万ドル(日本円で約5,400万円)の費用が必要
 ・地球と同レベルの文明を築くためには最低100万人移住する必要がある
 
とコメントしている。


また、地球火星間の移動ですが、現在、一度に移動できる人数は100人が限度とされています。地球と同程度の文明を築くための最低ラインである100万人を移動させるには1万回の往復が必要となります。物資輸送も含めると移動回数はさらに増大します。

この問題を解消するため、スペースX社では、地球火星間の移動にかかるコストの削減のために、再使用可能なロケットの開発を進めています。
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